近年の普通車と軽自動車の販売台数の割合は、６：４と、半分近くが軽自動車になってきて需要はまだまだあるようです。メーカー各社が開発に力を入れ、サイズが小さくともパワーや室内空間の改良がこれまで以上の仕上がりになっています。
もう一度、軽自動車はメリットをおさらいしてみましょう！
①税金が安い
なんたって税金が安いです。年間の普通車の自動車税は排気量別に10段階に分けられています。その中で一番安い排気量1000㏄以下でも年間29,500円も支払わなくてはなりません。しかし660㏄の軽自動車になると3分の1の10,800円です。排気量は半分以上なのに税金は半分以下なんてとってもお得ですよね！
②低燃費
各メーカーが燃費を良くするために研究、開発をしてくれたおかげでカタログ上の数字ではありますがリッター30キロを超える軽自動車が現れました！実際は18キロ～20キロぐらいの方がほとんどでが…。ガソリンが高騰している昨今では燃費の良い車の方がありがたいですよね。
③有料道路・高速が安い
知ってましたか？軽自動車って高速料金が安いんですよ。ETCが普及してインターチェンジの料金表を見る機会が減り、自分で現金を渡すことが無くなったので実感がないかも知れませが実は15%～20％程安いんです。ETCを付けていればさらにここから割引かれるので高速道路が身近に感じられますよね。
④車検代が安い
軽自動車は車検代が普通車に比べて安いってみなさんよく言いますよね。確かに消耗品は普通車と比べると若干は安いですが驚くほど安くはありません。車検代が安いというのはちょっと違っていて、実際は普通車と比べると車検時に掛かる税金が安いんです。最近流行っているスライドドアのミニバンだと32,800円が車検整備代とは別に掛かってきます。軽自動車ですとたった6,600円です。この差でどうしても軽自動車の方が車検代が安くなってしまうんですよね。
⑤保険料が安い
軽自動車は任意保険が安いって聞いた事ありませんか？実は車両保険を付けなければ保険料は普通車とたいして変わらないんです。ただし車両保険を付けた場合は大きく変わってきます。自分が知っている限り軽自動車に乗り換えると約5万円程安くなる事例がありました。ちなみに自賠責保険と言われる強制保険も普通車は2年間で25,830円に対して軽自動車は2年間で25,070円と若干安く設定されています。
まとめ
一昔前だと軽自動車は遅いしダサいとバカにされていた時代もありました。しかし今はデザイン性、安全性、走行性などコンパクトカーと比べてみても引けは取りません。維持費が安い分軽自動車の方が優位な気もします。実際自動車全体の保有台数の4割は軽自動車ですしね。税金面だけでも普通車と比べるととても安く国から優遇されているなと思います。ショッピングモールの駐車場でも軽自動車専用がありますしね。
軽自動車は日本でしかない規格です。皆さんせっかく日本に住んでてここまで税金が優遇されているのですから次の自動車選びは軽自動車で決まり！？