春の全国交通安全運動

皆さま、いつもお世話になっております。

シマムラオートの山崎です。

今年もやってきました。春の全国交通安全運動です。

期間は4月6日から15日までの10日間

死亡事故ゼロを目指す日は4月10日だそうです。

残念ながら我々が住む埼玉県の昨年の交通事故で亡くなられた方は177人もいます。これは死者数200人の愛知県に次ぐワースト2位です。

2位だからと安心してはいけません。愛知県の死者数は減少傾向にあるのですが、この埼玉県の死者数は昨年度より17%増と大幅に増加してるのです。

特徴としては夜間の死亡事故が110件と全体の6割を占め、年齢別だと半数が高齢者だそうです。夜間のスピードの出しすぎや交差点以外での高齢者の急な飛び出しなど交通ルールを守らない事による事故が多いようです。

また、自転車利用者のルール違反やマナーの悪さが大きな問題となっております。埼玉県では4月1日から自転車損害保険の加入が義務付けられました。自転車を乗る人は年齢に関わらず必ず自転車損害保険に加入しなければなりません。

ある外国に行った時ですが、人口17万人ほどのその国には信号は数えるほどしかありません。車は埼玉の田舎なんかよりずっと多く走っていますし、スピードもそこそこ出ています。交差点はラウンドアバウトになっていて日本人から見ると事故らないのが不思議でしたがみんな譲り合ってスムーズに右左折していきます。そして歩行者が横断歩道に立つと必ず車はすぐに止まってくれます。自分は横断歩道で車がすぐ止まってくれる事に驚いてしまいました。日本ではなかなか止まってくれませんよね。

うちのお店の前に横断歩道があるのですが、今日も小学校低学年ぐらいの子が横断歩道の前で道を渡るのに待っていました。しかし一向に車は止まってくれる気配もなく、その子はしばらく渡れずにいました。そんな子が大人になって車を運転するようになったら交通ルールを守り、横断歩道に歩行者がいたら止まってくれる大人になるでしょうか?

日本も交通ルールを守り譲り合っていれば事故は減ると思います。

大人である我々が交通ルールを守り、子供たちの見本にならなければならないと思います。