皆さま、いつもお世話になっております。
シマムラオートの山崎です。
今日、お客様から「オーバーヒートしちゃったかも。どうすればいい？」とのお問い合わせがありました。急にオーバーヒートしてしまったらパニックですよね。オーバーヒートしてしまったらどうすればいいのか？N-BOXの取扱説明書を読んでみました。
オーバーヒートしたときの対処法
N-BOXの場合次のようなときはオーバーヒートです。
- マルチインフォメーションディスプレイに「エンジン冷却水高温：安全な場所に車両を停止してください」とメッセージが表示される。
- エンジンの力が急に落ちる。
- エンジンルームから蒸気がたちのぼっている。
最初にすること
- ただちに車を安全な場所に停める。セレクトレバーをパーキングに入れ、パーキングブレーキをかけます。
- すべてのアクセサリーの電源を切り、非常点滅表示灯を点滅させます。
- 蒸気が出ていない場合：エンジンをかけたままボンネットを開ける。
- 蒸気が出ている場合：エンジンを停止し、蒸気が出なくなってからボンネットを開ける。
次にすること
- 冷却ファンの作動を確認し、マルチインフォメーションディスプレイに「エンジン冷却水高温：安全な場所に車両を停止してください」とメッセージが表示されなくなったらエンジンを停止する。冷却ファンが作動していない場合は、すぐにエンジンを停止する。
- エンジンが冷えてから冷却水量、ホースなどからの水漏れを点検する。冷却水量が不足していたら、ラジエターとリザーブタンクに冷却水を補給します。冷却水が無い場合は、応急的に水を補給します。
さいごにすること
- 十分にエンジンが冷えたら、エンジンを始動する。
- 「エンジン冷却水高温：安全な場所に車両を停車してください」のメッセージが消えた場合は、運転を再開します。消えない時は、販売店か修理工場に連絡してください。
エンジンが熱いうちにラジエターキャップを外すと冷却水が吹き出し、やけどを負う恐れがありますので必ずエンジンが冷えてから確認してください。また、オーバーヒートしたまま車を運転し続けるとエンジンが焼き付けをおこして使えなくなってしまいます。必ず販売店か修理工場で点検、修理を受けてください。