メモの魔力を読んでみて

皆さま、いつもお世話になっております。

シマムラオートの山崎です。

読書の秋ではなく、読書の梅雨という事で、最近話題になっていてベストセラーにもなっているメモの魔力という本を読んでみました。

今までの自分はメモをとる行為というのは忘れてはいけない事や覚えなくてはいけない事をノート等に書き留める。という事だと思っていました。しかしこの『メモの魔力』を読み終わり、メモをとるという行為の価値観が180度変わりました。

 

アイデアを生み出す抽象化

まずこの著者は現在進行形で起きている事実をノートに書き留めます。事実を書き留める作業というのもここまでは私と同じなのですが、著者の前田裕二さんは膨大な量を書き留めているそうです。この書き留めた事実を一つずつ抽象化していく事でアイディアを生み出していきます。

抽象化?私みたいな低学歴には抽象化の意味が分かりませんでした。まずは抽象化の意味を調べる事から始めました。ネットで検索するとすぐに意味が出てきました。抽象化とは「思考における手法のひとつで、対象から注目すべき要素を重点的に抜き出して他は無視す方法である」う~ん…さっぱりわかりません(笑)

この本での抽象化とは「他の分野でも応用可能な気づきを得よう」という事です。他の分野にも応用するにはそのままでは応用できないので、まずその事柄の本質を考えてメモをします。そしてこの抽象化した事をさらに他の分野に転用できないかを考えてメモをします。この本でのメモとは思考を深める為のメモ、という事です。

いつにも増してまとまりの無いブログになってしまいましたが、ぜひ一度手に取って読んでみてください。メモの魔力に憑りつかれてしまうかもしれません。